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自筆証書遺言
 
 
 遺言には、実は3種類あるのはご存知でしょうか。「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘密証書遺言」の3種類です。この3種類の遺言は、どの方式で作ったとしても、遺言としての効力はまったく変わりがありません。しかし、遺言を作成する手続きが違うために、将来遺言の内容を巡って紛争が起こったときの信頼度や、法律的な安定性に違いが生まれるのです。
 
 
 この3種類の遺言のうちで、最も気軽に、ご家庭で誰でも作成できるのが自筆証書遺言です。「遺言って難しそうだ」というお考えをお持ちの方は、まず自筆証書遺言を作成してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。私も、まだ20代ですが、実は既に遺言を作成しているのです。
 
 
 自筆証書遺言の原則的な書き方は、遺言の内容、日付と名前を自筆で書いて印鑑を押し、それを封印すれば完成となります。書く内容さえあらかじめ決めておけば、ほんの30分程度で作成できるのです。
 
 
 ここでは、自筆証書遺言のメリットとデメリットを述べてみました。自筆証書には、デメリットがたくさんあるため、法律専門家はあまりお勧めしないことが多いようです。しかし、まったく遺言を作成したことがない方は、一度自筆証書遺言を作成してみれば、簡単にできることに驚かれることと思います。
 
 
 鳥取の皆様にも、自筆証書遺言の良さを知っていただき、ぜひとも作成していただきたく思います。
 
 
自筆証書遺言のメリット
 
 
①気軽に書くことができる
 すぐに、誰にでも書くことができます。自分が亡くなった後の親族のことなどを考えるきっかけづくりにもなります。作成のための費用はほとんどかかりません。
 
②何度でも書き直すことができる
 誕生日のたび、人生の節目のたびに遺言を書き換える方もいらっしゃいます。
 
③気持ちを込めやすい
 自筆で書く「お手紙」としての色彩が強い遺言ですので、柔軟に自分の気持ちを込めることができます。これを毎年家族で行うことで、家族の仲がよくなる、ということもあるようです。
 
④正式の遺言を書くまでの「つなぎ」ができる
 自分の全財産をどのように相続させるかは考えがまとまっていなくても、不動産だけは長男に継がせたい、自分の経営している会社の株式だけは社長の後継者に継がせたい、という方がいらっしゃると思います。
 そのような場合に、一応の財産の帰属を自筆証書遺言で指定しておくことができます。
 正式に、全財産をどう相続させるか決めたら公正証書遺言を作成するとして、それまでは自筆証書遺言を作っておけばよいのです。まったく遺言を作成しないのにくらべれば、はるかにリスクを回避できます。

自筆証書遺言のデメリット

 

 

 自筆証書遺言は、手軽で誰にでも作成可能ですので積極的に活用していただきたいと思います。しかし一方で、その手軽さが原因で、思わぬトラブルに陥ることがあるので注意しましょう。最終的には、公正証書遺言を作成するのが最も安心であるということを忘れないでください。

 

 

①様式に沿っていないと、すべてが無効になる

 日付を書き漏らしてしまったり、誤字脱字の訂正の方法を間違ってしまうと、それだけで遺言の全部が無効となってしまうことがあります。せっかくの遺言が、まったく意味をなさないということになってしまうのです。

 

 

②紛失や、死後に発見されない危険がある

 遺言を作ったとしても、それが相続人に発見されなければまったく意味がありません。保管方法に気を付け、なくさないようにし、死後に相続人に発見してもらわないといけないのです。

 このためには、遺言を作成したことやその内容をあらかじめ関係者に話しておき、遺言にこめた気持ちなども告げておくのが最も有効です。こうすれば、死後に遺産分割を行う際に、相続人がスムーズに話し合いをまとめる手助けとなります。

 

 

③遺言が複数存在する危険がある

 遺言が複数存在する場合、原則として後に作成した遺言が優先となります。しかし、残された方々が戸惑う原因を作ってしまいますので、遺言はたくさん残してはいけません。

 もちろん、何度でも書き直すことができるのが自筆証書遺言のメリットでもあります。書き直した場合には、過去の遺言は破棄したり、「この遺言は無効である」ということを明記して、残された方々が戸惑わないように注意しましょう。

 

 

④裁判所の検認が必要である

 遺言を書いた方が亡くなったのち、遺言書は開封せずに家庭裁判所に提出し、「検認」という手続きを経なければなりません。

 

 

⑤内容が不明確な遺言が作られやすい

 法律に不慣れな一般の方が、専門家のアドバイスなしで作れるのが自筆証書遺言の一つのメリットです。一方で、法的な根拠が薄い遺言書が作られることもあります。

 

 

⑥紛争が起きやすい

 特に多額の財産をお持ちの方の場合、残された方々が、「これは父の筆跡ではない」などといって争うことがあります。公正証書遺言に比べると、信頼性に欠けることは否めません。